FORM CEC-01v1.1.1 / 2026-10

Claude 環境点検スキルclaude-env-check

Claude を動かしている自分のPCが、安心して使える状態か。Claude 自身に点検させて、結果を点検票の形で受け取るためのスキルです。

対象
Claude が動いているこの1台(Windows / macOS)
点検するもの
実行環境の古さ、権限の広さ、鍵の置き場、PC本体の守り
設定の変更
読むだけ 点検パートは何も変えない
更新
承認制 1つずつ聞いてから、戻し方を用意して
頻度の目安
月1回、または Node.js・Python・Git・Claude Code のセキュリティ更新が出た時

00受け取る

使っているPCに合う方を選んでください。中身は同じ考え方で、指示書と棚卸しスクリプトだけがOSごとに違います。

どの zip にも setup/(一発で入れる導入スクリプトと見張り)が入っています。両方のOSを使う人向けに、両方入りの zip もあります。指示書だけ読みたい時は Windows 版の指示書 ・ Mac 版の指示書 をブラウザで開けます。

01何をチェックできるか

点検は2つのパートに分かれています。パートAは古いものを直す側、パートBは危ない設定を見つける側です。

PART A

Claude が動くための土台が古くないか

承認制
No.点検項目見ること
A-1洗い出しClaude Code 本体、Node.js、Python、Git、uv が、何個・どこに・どの方法で入っているか。同じものが複数あれば全部。実際に動いているのはどれか
A-2公式情報と照合公式のセキュリティ情報と照らし、直した版が出ているか。その穴が自分の使い方に当たるか
A-3更新必要なものだけ、1つずつ承認を取ってから。まとめて更新はしない。更新前に戻し方を用意する
A-4更新後の確認新しいターミナルで版と場所をもう一度確認。古いまま動き続けている常駐は「再起動待ち」として教える
PART B

Claude に渡している権限や鍵の置き場が危なくないか

読むだけ
No.点検項目見ること
B-1権限の設定「何でも許可」になっていないか。確認なしで動く起動設定が無いか。秘密のファイルを読まない設定があるか
B-2つないでいる道具MCP サーバー・プラグイン・スキルの出どころ。外の文章を読む道具と、送信・削除できる道具が、承認なしで同じ流れに乗っていないか
B-3鍵の置き場API キーが環境変数や設定に平文で入っていないか。OneDrive や iCloud の中に鍵や git リポジトリが無いか。中身は見ず、名前と場所だけ
B-4PC本体の守りウイルス対策、ファイアウォール、OS更新と再起動待ち、画面ロック、ディスク暗号化
B-5本人にしか見られないもの2段階認証、API の利用額の上限、使っていないコネクタ。AIには確認できないので、チェック表にして渡す

02点検の流れ

順番は決まっています。洗い出しが終わる前に更新しない。承認が出る前に更新しない。

  1. 1このPCか確認リモート接続や仮想環境の先なら止まる
  2. 2洗い出し読むだけ。動いている実体まで見る
  3. 3公式と照合同じ系列の修正版を選ぶ
  4. 4あなたが承認1つずつ選択式で聞かれる
  5. 5退避してから更新戻せる状態を作ってから
  6. 6再確認新しいターミナルで版と場所
  7. 7点検票で報告問題なし・要注意・未確認に分ける

03使い方

3通りあります。迷ったら1番目です。

先に知っておくこと

「鍵を読まれない」は、スキルの指示だけでは守れません。Claude Code 側の deny 設定(.env や鍵ファイルの読み取り拒否)と 見張り(Python や Node 経由の読み取り・大事な場所の削除・強制 push を止めるフック)で決まります。この2つをまとめて入れるのが方法 0 です。点検は確認ありの通常モードで動かしてください。

方法 0セットで入れる(おすすめ)

スキル・見張り・推奨設定を一発で入れます。既存の設定は消しません。

  1. zip を展開する(Node.js と Python 3 が入っていること)
  2. 展開したフォルダで次を実行し、表示を読んで y を押す
  3. 新しく Claude Code を開き、「Claude の環境を点検して」と頼む
Windows / Macnode setup/install.mjs

外す時は node setup/install.mjs --uninstall。何を入れるかの詳細は zip 内の setup/README.md。

方法 1スキルだけ入れる

Claude Code を使っている人向け。いちばん確実です。

  1. zip を展開する
  2. 中の claude-env-check フォルダを、スキルの置き場へフォルダごと入れる
  3. 新しく Claude Code を開き、「Claude の環境を点検して」と頼む

Windows%USERPROFILE%\.claude\skills\claude-env-check\

Mac~/.claude/skills/claude-env-check/

方法 2指示書をチャットに貼る

スキルを入れたくない人向け。

  1. zip の中の prompts フォルダにある指示書を開く(Windows は windows.md、Mac は macos.md)
  2. 全文をコピーして、Claude Code のチャットにそのまま貼る

ファイルを読んでコマンドを実行できる環境なら、Claude デスクトップアプリでも同じ指示書が使えます。

方法 3棚卸しだけ自分で見る

AIに頼まず、入っているものを自分で確かめたい人向け。

zip の中の scripts にあるスクリプトは読むだけで、鍵の中身を出さない作りです。使う前に中身を一読してください。

Windowspowershell -NoProfile -ExecutionPolicy Bypass -File claude-env-check\scripts\inventory-windows.ps1
Macbash claude-env-check/scripts/inventory-macos.sh

こんな頼み方で起動します

  • 「Claude の環境を点検して」
  • 「このPCで Claude を使って大丈夫か見て」
  • 「Node の更新が出たから、Claude の環境を確認して」
  • 「MCP サーバーと権限の設定を見直したい」
  • 「鍵が平文で置かれていないか調べて」

04このスキルがやらないこと

自分のPCを自分で点検させるので、やってはいけないことを先に決めてあります。

  • 鍵やパスワードの中身を見ない。設定ファイルは項目名だけ、環境変数は名前だけを見ます。
  • 承認なしに更新しない。対象、前後の版、戻し方を見せてから、1つずつ聞きます。
  • まとめて更新しない。upgrade --all のような一括更新は使いません。
  • 点検パートでは何も変えない。直した方がよい点は「何を・なぜ・誰が直すか」を書くだけです。
  • 止められた操作を回避しない。「使用中」「アクセス拒否」「セキュリティソフトが止めた」は、そのまま報告して、あなたがやる手順を書きます。
  • 確かめていないことを「完了」と書かない。古いまま動く常駐は「再起動待ち」、読めなかった項目は「未確認」と書きます。
  • ほかの機械には使わない。対象は Claude が動いているその1台だけです。

05返ってくる報告

最後に、点検票の形で報告が返ってきます。

パートA

  • 更新済み新しいターミナルで確認した版と場所つき
  • 非該当修正版が無い、または条件に当たらない
  • 確認待ちあなたがやる操作つき
  • 再起動待ち古いまま動いているもの

パートB

  • 問題なし何を確かめたか
  • 要注意優先度(高・中・低)と直し方
  • 未確認読めなかった理由

受け取ったら、ここを確かめる

AIの報告をそのまま信じず、次の点を自分の目で見てください。

  • 報告の最初に、自分のPCの OS 名とPC名が書かれている
  • 更新の前に、対象・前後の版・戻し方の説明があり、自分が承認してから実行された
  • 一括更新が使われていない
  • 更新後の版が、新しいターミナルで確認されている
  • 点検パートで設定が1つも変わっていない(変えたと書かれていたら差し戻す)
  • 鍵や .env は、名前と場所だけが書かれていて、中身は出ていない
  • 「再起動待ち」があれば、自分で Claude Code や常駐を起動し直した
  • 2段階認証・利用額の上限・コネクタを、自分で1つずつ確認した

06zip の中身

ファイル役割
SKILL.mdスキル本体。OSを見分けて、点検の順番と決まりごとに沿って進める
prompts/OS別の指示書。チャットに貼るだけでも使える
references/traps.md実際に起きた失敗と避け方。点検の前に読む
references/official-sources.md照らし合わせる公式ページの一覧と読み方
references/report-template.md報告の雛形とチェック表
scripts/inventory-*読むだけの棚卸しスクリプト(OS別)。環境変数は名前だけ、引数は出さない
scripts/config-shape.py設定ファイルの「項目名・型・長さ」だけを出す。Claude が設定を丸ごと読まないための道具
scripts/secret-scan.py鍵らしき文字列の「場所と種類」だけを出す。grep の代わり(grep は値そのものを出してしまう)
README.md使い方のまとめ
setup/install.mjs一発で入れる・外す導入スクリプト(既存設定は消さない・退避コピーを作る)
setup/claude-guard/見張り(フック)。削除・強制 push・秘密の送信と読み取りを止める。テスト 68 件つき

zip の確かめ方(SHA-256)

受け取った zip が差し替えられていないかを確かめられます。Windows は certutil -hashfile ファイル名 SHA256、Mac は shasum -a 256 ファイル名 で出た値と見比べてください。

ファイルSHA-256
claude-env-check-v1.1.1-all.zipf8718f228500d3b26f7dfe2425fd9f1335ad39d3ab5850b7b7a27d356b447a2b
claude-env-check-v1.1.1-mac.zip1eb020538aac89bcb86a0cf8cbd74fc93e07205a2266c09bdf0b5618cc6f4397
claude-env-check-v1.1.1-windows.zipd9404c09bb371409f59d1e8f17fed1f9d0c062fc5d92a793d0326f6f20baa620

同じ一覧を SHA256SUMS.txt としても置いています。

07よくある質問

パソコンに詳しくなくても使えますか
使えます。更新の前に必ず選択式で聞かれるので、分からない時は「今はやらない」を選べば何も変わりません。報告には、あなたがやる操作が順番つきで書かれます。
点検にどのくらい時間がかかりますか
PCに入っているものの数によりますが、洗い出しと点検で数分から十数分です。公式ページを読みに行くため、ネットにつながった状態で使ってください。
鍵やパスワードが AI に読まれませんか
「見ない」と書くだけでは守れないので、道具で守っています。設定ファイルは項目名だけを出すスクリプトで見る、鍵を探す時は場所だけを出すスクリプトを使う、設定が効いているかの確認は偽のファイルで行う、の3つです。偽の鍵を置いて走らせ、出力に値が0回であることを確かめてから配っています。それでも、Claude Code 側の権限設定で秘密ファイルの読み取りを禁止しておくのが一番確実で、この点検自体がその設定の有無を確かめます。
自動採点ツール(AgentShield など)は使いますか
既定では使いません。第三者のプログラムをあなたの権限で設定フォルダに対して動かすことになり、結果の中に鍵の値がそのまま入ることも確かめています。使うと決めた時だけ、点数と見出しだけを読む形で使います。
書いてある版の番号が古くなっていたら
同梱の版番号は作成時点の例です。スキルは毎回、公式ページを読み直してから修正版を選ぶ作りなので、そのまま使えます。
Mac でも同じように動きますか
Mac 版は試験版です。指示書・棚卸しスクリプト・見張りは Mac 用に作ってあり、見張りの判定は Mac のパスで 18 件のテストに合格していますが、Mac の実機で導入スクリプトとフックを通す確認はまだです。入れたら最初に、① node ~/.claude/hooks/claude-guard/test-guard.mjs が 68/68、② 棚卸しスクリプトが最後まで出る、③ 偽の .env で「止めました」が出る、の3つを確かめてください。通らない点は画面の文面を配布元へ。
会社のPCで使ってよいですか
会社の管理ルールに従ってください。組織が管理している設定やソフトの更新は、このスキルの対象外です。